仮想通貨とFX【仮想通貨FXができる取引所まとめ付き】

2017年後半から2018年初めにかけて、仮想通貨FXが大きな盛り上がりを見せました。


先月金融庁で行われた仮想通貨に関する研究会で公開された内容によると、平成29年度の仮想通貨の証拠金・信用・先物取引の取引量は56兆4325億円で、現物取引の12兆7140億円の約4.4倍にもなっています。

金融庁で仮想通貨の研究会が初開催 17事業者からの国内市況データを公表

2018.04.11

しかし、そもそも「FX」がどういうものなのか分からないという人も多いのではないでしょうか。


FX(外国為替証拠金取引)とは?

仮想通貨FXブームが起こる以前から、「FX」は、株取引などと並んで副業・投資の一つとして人気がありました。


通常「FX」と言うと、この「外貨を用いた投資」、すなわち外国為替証拠金取引のことで、「ある通貨を売ってある通貨を買う」取引のことです。


例えばアメリカに旅行に行くというときには両替窓口で日本円を米ドルに交換しますが、これは「日本円を売って米ドルを買う」と考えることもできるのです。


FXの最大の特徴は「レバレッジ」の仕組みです。


通常なら手持ちの資金が10万円の場合、10万円分の取引しかできません。しかしFXではレバレッジをかけることによって、持っている資金の何倍もの取引ができます。例えば手持ちの資金が10万円で10倍のレバレッジをかける場合、100万円分の取引が可能になります。


このようにレバレッジを利用することによって少ない資金でも大きな利益を得ることが可能となるのがFXの特徴ですが、大きなレバレッジをかけるほど、利益とともに損失のリスクも大きくなるので注意が必要です。


FXと仮想通貨FXの違い

外国為替のFXと仮想通貨FXは、レバレッジをかけて手持ちの資金以上の取引ができるという点は同じです。


では、この2つの間の違いは、どのようなものがあるでしょうか。

取引する通貨の違い

まず、取引の対象となる通貨が大きく異なります。


外貨のFXでは、日本円で米ドルを売買する「米ドル/円」、日本円でユーロを売買する「ユーロ/円」など、法定通貨同士のペアで取引します。


一方、仮想通貨FXでは、「ビットコイン/円」や「ビットコイン/米ドル」など、仮想通貨とのペアで取引を行います。DMM Bitcoinでは「イーサリアム/ビットコイン」や「リップル/ビットコイン」など、仮想通貨同士のペアでのレバレッジ取引も提供しています。


ボラティリティの違い

もう一つの違いとしてボラティリティが挙げられます。


ボラティリティとは「価格変動率」とも言われ、一定期間に価格が変動する度合いのことです。


ビットコインを始めとする仮想通貨は短期間の間に価格が大きく変動することもあり、「ボラティリティが大きい」と言えます。そのため、大きな利益を得られる可能性がある反面、短期間に大きな損失が生じることもあり、相場を予測するのは非常に困難で、不確実性が高いと言えます。


一方FXは、仮想通貨市場に比べるとボラティリティが小さく、仮想通貨ほど短期間に大幅な価格上昇はありませんが、下落の幅も仮想通貨に比べれば小さいと言えます。加えて、過去の膨大な値動きのデータがあるため、仮想通貨に比べると戦略を立てやすい面があります。


市場や取引手法の成熟度合いの違い

仮想通貨取引に多くの人が参加するようになったのは昨年頃からのことで、現時点でも参加者の多くがトレード歴が浅いと言える状態です。


仮想通貨の分裂を引き起こす「ハードフォーク」や大規模なハッキング・盗難事件など、相場を動かす要因には予測困難なものもあります。そこに面白さを感じる投資家がいるのも事実ですが、仮想通貨市場自体の成熟度や取引テクニックはまだまだこれから発展する段階にあると言えるでしょう。


一方でFXは著名なアナリストやプロのトレーダーも多数活躍しているので、相場の予測のしかたやテクニカル分析の手法など、取引に関して仮想通貨とは比較にならないほどの知見の蓄積があります。


各業者が多様なサービスを展開しており、取引に役立つセミナーや情報コンテンツなども充実しています。


法整備等の状況の違い

仮想通貨をめぐっては法整備の遅れが指摘されており、先月金融庁で初めて専門家や業界の代表者を交えた仮想通貨に関する研究会が行われ、必要な施策について協議されました。


規制等が追いつかない中で取引の参加者や取引量が増え続け、今年1月には大手業者コインチェックで大規模な不正送金事案も発生してしまい、業者の管理態勢などの問題が明るみになりました。


不正送金の発生以降、金融庁は業者の審査・監督を厳格化していると言われており、2つあった業界団体を統一する新たな団体が結成されるなど、法整備や業界の信頼回復のための取り組みが進められているところです。

仮想通貨の業界団体が発足 統一的自主規制へ

2018.04.24

FXについては、日本では1998年に個人での為替取引が行えるようになって以降、様々な法整備が行われてきました。


申告分離課税の適用といった税制面での整備なども進み、長年をかけて投資家を守るための仕組みなどが構築されてきています。


仮想通貨業界でも、今後FX業界にならった規制を導入するなどの取り組みが進むのではないかと言われています。


仮想通貨FX等を提供している取引所

仮想通貨のFXやレバレッジ取引を提供する取引所には、下記の業者があります。

ビットフライヤー

ビットフライヤーはビットコインのFX・先物取引などに対応した取引所「bitFlyer Lightning」を提供しています。


Lightning FX(ビットコインFX)・Lightning Futures(ビットコイン先物)では、最大15倍のレバレッジを効かせ、価格の上昇・下落の両方の相場で利益を狙うことができます。


「Lightning FX」では、証拠金の預け入れを日本円またはビットコインで行うことができます。「bitFlyer Lightning」を利用するには、まずはビットフライヤーでのアカウントの作成が必要です。


GMOコイン

GMOコインではビットコインFXを提供しており、スマートフォンで簡単に取引できる専用アプリが好評を博し、昨年後半に広がったビットコインFXブームを牽引した存在と言えます。


「ロスカットルール」のみ採用しており「追加証拠金制度」がなく、追加入金に追われないという特徴があります。


証拠金は日本円で入金、取り扱い通貨ペアは「ビットコイン/円」で、5倍または10倍のレバレッジをかけられます。


GMOコインでアカウントを作成後、ログインしてメニューの「仮想通貨FX」から取引できます。


DMM Bitcoin

DMM Bitcoinは14種類の豊富な通貨ペアのレバレッジ取引を提供しています。ネムやリップルなどアルトコインのレバレッジ取引もできる点が最大の特徴で、これほど豊富な種類の仮想通貨のレバレッジ取引ができるのは、現時点で国内ではDMM Bitcoinのみとなっています。


レバレッジは5倍固定で、使いやすいツールでスマホからも手軽に取引ができます。


ビットポイント

ビットポイントには「レバレッジ取引」と「ビットポイントFX取引」というサービスがあります。


どちらもビットコインの証拠金取引となっていますが、下記のような違いがあります。

レバレッジ取引
  • 通貨ペア:「ビットコイン/円」
  • 利用方法:ビットポイントHPからログインして利用
ビットポイントFX取引
  • 通貨ペア:「ビットコイン/円」、「ビットコイン/米ドル」、「ビットコイン/ユーロ」、「ビットコイン/香港ドル」
  • 利用方法:取引ツール「MT4」をダウンロード後、ユーザーのパソコンにインストールして利用

いずれのサービスでも、レバレッジは現在「2倍・5倍・10倍・25倍」の中から選べるようになっており、最大25倍のレバレッジをかけられるのが魅力です。


また、ビットポイントでは新規口座開設と口座への入金で、入金額に関わらず3,000円相当分のビットコインを受け取れる非常にお得なキャンペーンを定期的に実施しており、お得にビットコイン取引を始めることができます。

3,000円相当のビットコインがもらえる!ビットポイントで口座開設キャンペーン実施中!

2018.05.15

ビットバンクトレード

ビットバンクトレードはビットバンク株式会社が運営する取引所です。


ビットバンク株式会社は「bitbank.cc」と「ビットバンクトレード」の2つの取引所を運営しています。


bitbank.ccは仮想通貨の現物売買のみを扱っており、ビットバンクトレードは最大20倍のレバレッジでのビットコイン先物取引「BTCFX」を提供する、レバレッジ取引専用の取引所となっています。


最大20倍のレバレッジをかけられるので、資金効率の良い取引ができる点が特徴です。


ビットバンクトレードでは証拠金としてビットコインを入金し、「ビットコイン/米ドル」ペアの取引を行います。


独自のCGF制度というシステムにより「追証なし」を実現しているほか、最短2分での口座開設・即日取引開始ができる点も魅力です。

スマホで簡単登録!ビットバンクトレードの口座開設方法

2018.03.14