仮想通貨事業に進出予定のLINE、アプリ内に「LINEウォレット」を新設

コミュニケーションアプリ大手のLINE株式会社が、日本のユーザーを対象に「LINEウォレット」機能の提供を開始したことを発表しました。


【LINE Corporationサイトより】


同社はLINE上での仮想通貨交換や取引所、その他金融関連サービスの提供を行う準備を進めていることを今年1月に発表しており、新たに設立した会社「LINE Financial株式会社」では金融庁への仮想通貨交換業者登録申請をすでに行い、審査中であることも明らかにしていました。

LINEが仮想通貨事業への参入を発表 LINE上で仮想通貨決済・取引へ

2018.02.01

今回、LINEアプリ内の従来の「その他」タブが全面リニューアルされ、「LINEウォレット」となりました。


「LINEウォレット」はLINE上で送金や決済ができるサービス「LINE Pay」を中心に構成され、今月6日に開始された請求書のバーコードを読み取って支払いができる新サービス「LINE Pay 請求書支払い」も設置されるということです。


「LINE Pay」の残高や「LINEポイント」、「LINEコイン」などが「LINEウォレット」に集約され、将来的には様々な店舗のポイントカード・クーポン等を総合的に管理するなど、「LINEウォレット」があらゆるお金のやりとりを管理するスマートフォン上の財布となることを目指すということです。


仮想通貨の売買や送金などの機能はまだ備わっていませんが、仮想通貨交換業者としての登録が完了すれば、実現されることが期待されます。


国内ではフリーマーケットアプリ大手の「メルカリ」も金融分野に特化した子会社「メルペイ」を設立し、仮想通貨による決済の導入や資産運用・融資・保険といった金融関連分野へのサービス拡大を目指すことが明らかになっており、企業の仮想通貨関連分野への進出が相次いでいます。

メルカリが年内にも仮想通貨決済の導入を予定

2018.01.12

LINEは世界的にキャッシュレス・ウォレットレス社会が主流となりつつある背景を踏まえ、引き続きフィンテック事業領域の強化に注力していくということです。