G20開幕直前 ビットコイン価格上昇、90万円目前まで回復

先週末から下落を続けていたビットコイン価格が18日午後から今朝にかけて上昇し、現在1BTC=約89万円となっています。


TradingViewより】


先週、グーグルが金融サービスに関するポリシーを変更し、仮想通貨やICO(新規仮想通貨公開による資金調達法)に関連する広告を今年6月から禁止することを明らかにしました。今年に入りFacebookも仮想通貨関連の広告を禁止しており、相次ぐ世界的な大手企業による禁止措置に、仮想通貨市場は一時全面安の状況となっていました。


さらに日本時間の19日夜からアルゼンチンのブエノスアイレスで主要20か国の財務相・中央銀行総裁会議「G20」が開始される予定であり、仮想通貨の規制強化などについてG20で初めて議論が行われるということで、世界的な規制強化が進むのではないかと懸念する声もありました。


しかし、イングランド銀行総裁であり、国際的な金融に関する規制・監督などを担う金融安定理事会(Financial Stability Board, FSB)の議長も務めるマーク・カーニー氏が文書で「現時点では仮想通貨は国際金融の安定性を脅かすものではない」という考えを示したことが報道され、ビットコイン価格は大きく反発し、他の主要仮想通貨も軒並み上昇に転じています。


そのほか、支払いシステム「PayPal」の創業者が「ビットコインは資金の避難先となるデジタルゴールドである」と発言したことも好材料となったと見られ、主要仮想通貨10銘柄すべてが過去24時間比で2〜17%上昇しています。