コインチェック、仮想通貨「リスク」と「ファクトム」の出金・売却を再開

今年1月26日に顧客の資産であった仮想通貨ネムが不正に送金される事件が発生した仮想通貨取引所コインチェックが、仮想通貨「リスク」と「ファクトム」の出金・売却を再開すると発表しました。


【コインチェックより】


コインチェックでは今年1月26日におよそ580億円相当の仮想通貨ネムが不正に送金され外部へ流出する事件が発生して以来、ビットコイン以外の仮想通貨の送金や売買を一時停止していました。


その後、安全性が確認できたとして、今月12日、不正送金の被害者への補償を行うとともに、イーサリアム、イーサリアムクラシック、リップル、ライトコイン、ビットコインキャッシュ、ビットコインの出金および売却を再開しました(ビットコインは当初から売却可能)。

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2018.03.13

さらにこのたび、「リスク(LSK)」と「ファクトム(FCT)」の出金および売却が再開されることが公式サイトで発表されました。出金・売却は、22日から順次行われるということです。ただし、入金および購入については、引き続き停止中となっています。


リスクとファクトムの出金・売却が再開されたことで、現時点でコインチェックで引き続き入出金および売買が停止中となっている通貨は、モネロ(XMR)、オーガー(REP)、ジーキャッシュ(ZEC)、ネム(NEM)、ダッシュ(DASH)となりました。


このうちモネロ、ジーキャッシュ、ダッシュについては、匿名通貨と呼ばれる送金先の追跡が困難な仮想通貨で、以前より、コインチェックの金融庁への仮想通貨交換業者登録が遅れているのはこれらの犯罪に利用されるリスクが高いと言われる通貨を取り扱っていることが理由ではないかと推測されていました。


今月半ばには一部メディアが「コインチェックはモネロ、ジーキャッシュ、ダッシュの3通貨の取り扱いを打ち切る方向で調整している」と報じていますが、現時点でコインチェックから今後のこれらの通貨の取り扱いに関する公式のアナウンスは発表されていません。