ビットフライヤーの技術顧問にObjective-C言語の開発者が就任 独自のブロックチェーン言語開発へ

国内最大級の仮想通貨取引所ビットフライヤーが、同社の技術顧問にObjective-C言語の開発者の一人であるトム・ラブ博士が就任したことを発表しました。


ラブ博士は世界的なテクノロジー企業に採用されているObjective-C言語を開発し、IBMやモルガン・スタンレーなどで要職を務めてきた人物です。Objective-C言語はC言語をベースに開発されたプログラミング言語で、現在AppleのmacOSやiOSのアプリケーション開発などで広く用いられています。


ビットフライヤーでは独自のブロックチェーン「miyabi」の研究・開発を行っており、プログラミング言語やアプリケーション開発の知見と技術を持つラブ博士の参画によって開発体制の一層の強化を図り、独自のブロックチェーン言語の開発などを進めていくということです。



ビットフライヤーのプライベートブロックチェーン「miyabi」

ビットフライヤーはブロックチェーンの改ざん不可能性や信頼性を取引や契約に活用することを目指し、プライベートブロックチェーン「miyabi」の開発を進めてきました。


【ビットフライヤーより】


ビットコインやイーサリアムのブロックチェーンには、下記の関連記事で説明しているように「ハードフォークによる分岐・分裂」や「孤立ブロック」が発生するリスクがあり、取引などのデータが確定しない可能性がありました。

ブロックチェーンの分岐とは

2017.11.21

ビットフライヤーが開発したブロックチェーン「miyabi」では、独自のアルゴリズムによってこの問題を解決し、データが必ず確定するようになっているということです。


また、秒間2,000件のトランザクションを処理することができ、ビットフライヤーによると、データの確定性を確保したブロックチェーンの処理速度としては世界一だということです。


ビットフライヤーは今年2月に損害保険業大手の三井住友海上と共同で「miyabi」を用いた業務効率化の実証実験を開始したことを発表しており、そのほか金融、製造、小売、不動産などの業界でもすでに「miyabi」の活用が進んでいるとしています。

ビットフライヤー 三井住友海上と共同でブロックチェーン技術を使った実証実験スタート

2018.02.05

ビットフライヤーについて

ビットフライヤーはみずほキャピタル、電通イノベーションパートナーズなど多数の名だたる大企業から出資を受けており、しっかりとした財政基盤と信頼性が強みの取引所です。次世代暗号システムやコールドウォレットを採用するなどセキュリティ対策にも力を入れています。


国内最大級の取引所であるだけでなく、アメリカやEU圏へも進出しており、仮想通貨の取引高で世界一を達成したこともあります。

ビットフライヤー 仮想通貨取引高で世界一に

2018.03.22

さらに、ビックカメラヤマダ電機といった家電量販大手や、服飾雑貨大手のサマンサタバサへのビットコイン決済サービスの提供、独自のブロックチェーンの開発など、取引所事業だけでなく幅広く仮想通貨・ブロックチェーン関連事業を展開しています。

ビットフライヤー、サマンサタバサにビットコイン決済サービス提供を開始

2018.03.27

初心者でも利用しやすい「簡単取引所」のほか、上級者向けの取引所bitFlyer Lightningやレバレッジ取引も提供しており、初心者から上級者までおすすめできる取引所です。