国内スタートアップ企業が世界初の技術を使った国産ビットコインマイニングチップを開発

東京都中央区の株式会社TRIPLE-1が、世界で初めて「7nmプロセス」技術を使ったビットコインのマイニング向けASICチップ「KAMIKAZE」を設計完了し、製造工程に入ることを発表しました。


【KAMIKAZEチップデザイン(TRIPLE-1プレスリリースより)】


株式会社TRIPLE-1は国内初のブロックチェーン技術開発会社として2016年11月1日に設立し、約1年をかけてこのたび同社初の製品となる「KAMIKAZE」の製造開始にこぎつけたということです。


「KAMIKAZE」には「7nmプロセス」と呼ばれる技術が用いられており、この技術によって集積回路の小型化・高速化・省電力化が実現されている点が最大の特徴となっています。


ビットコインのマイニングでは、大量の電力が消費されることがこれまでの課題となっていましたが、「KAMIKAZE」の消費電力は従来のチップに比べ50%以上まで抑えられるということです。


発表によると、従来のスペックと同じマイニングマシンを「KAMIKAZE」で作った場合、チップの数や計算上のマシンサイズは1/4で済み、消費電力は1/2となるとされています。


「KAMIKAZE」のサンプルチップは今年8月、量産チップは同10月に出荷される予定で、2019年度には月産1000万個を目指すということです。