マウントゴックス社が民事再生を開始

2014年に不正アクセスによって保有していたビットコインが失われたとして破綻し、破産手続き中だったマウントゴックス社の民事再生手続きが開始されました。


【マウントゴックス社のサイトより】


マウントゴックス社はビットコイン取引所「Mt.Gox」を運営し、同取引所は2013年4月には世界のビットコイン取引量の70%を占める世界最大のビットコイン取引所に成長していましたが、保有していたビットコインの大半を消失したことによって2014年に経営破綻し、破産手続き中でした。

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2017.11.21

しかしその後ビットコインの価格が高騰し、破産時のレート1BTC=約5万円から1BTC=約70万円となったことで、同社に残る保有ビットコイン約20万BTCの価値が上昇しました。


これまで進められていた破産手続きでは、破産時のレートでビットコインを換金した上で債権者に返還することとなっていましたが、多くの債権者はビットコインでの返還を求めていました。また、マウントゴックス社の破産手続きのために大量のビットコインが売られることによって、ビットコイン価格の下落が生じるのではないかと懸念する声もありました。


今回破産手続きが中止され民事再生手続きが開始されたことにより、債権者はマウントゴックス社に残っている資産の分配をビットコインのままで受けることができる可能性が高まりました。また、マウントゴックス社に残るビットコインが売られることがなくなると見られるため、ビットコインの売り材料がなくなったとして、投資家の間では好意的な見方が強くなっています。