Zaif運営のテックビューロ社、ゲーム内でブロックチェーン活用のトークンを付与する実証実験を実施

仮想通貨取引所Zaifを運営するテックビューロホールディングス株式会社が、Webメディア事業やリサーチ事業を行う株式会社イードとともに、ブロックチェーンプラットフォーム「mijin」をゲーム内で活用する”GameDays”プロジェクトの実証実験を行ったことを発表しました。


“GameDays”プロジェクトの概要

「mijin」は仮想通貨ネムのコア開発者がテックビューロ社に合流して開発した、企業内や企業間で利用可能なプライベート・ブロックチェーンです。


今回の実証実験はゲーム業界における「トークンエコノミー」の構築に向けて行われたもので、「mijin」を用いて発行したトークンがゲームのプレイヤーに付与されるという内容で、2018年5月から8月までの4ヶ月間にわたって実施されました。


今回実証実験が行われた”GameDays”プロジェクトでは、プレイヤーに付与されるトークンとして、「Super Gamers Coin」(スーパー・ゲーマーズ・コイン)と呼ばれる使用や交換が可能なトークンと、「Super Gamers XP」(スーパー・ゲーマーズ・エックスピー)と呼ばれる交換不能でゲームプレイヤーとしての経験を示すトークンの2種類が用意されています。


【プレスリリースより】


株式会社イードが運営するゲーム情報サイト「インサイド」および「Game*Spark」をベースに、ゲームのプレイ時間に応じてこれらのトークンがユーザーに付与されます。また、「ゲームを購入する」「ゲーム情報をシェアする」といった行為に対してもトークンが付与されます。


ユーザーは「Super Gamers Coin」を集めることで、特典コンテンツが提供される、限定のユーザーイベントに招待されるといった特典を得ることができます。


【プレスリリースより】


本実証実験を受け、株式会社イードでは今年9月より”GameDays”プロジェクトの中核となるiOS/Androidアプリをリリースし、本プロジェクトを正式にスタートする予定としています。


テックビューロ社は、将来的には「Super Gamers Coin」を使ってゲームの購入やゲーム内アイテムとの交換ができるよう準備を進め、ゲームを遊ぶという行為が価値を持つ社会の実現を目指していくとしています。


広がる「ゲーム×ブロックチェーン」

仮想通貨やブロックチェーンに対する関心が高まる中で、それらをゲームで活用することの可能性が注目され始めています。


先日、GMOコインを運営するGMOインターネットグループが、ゲームアプリ内で仮想通貨を報酬として配布できる独自のシステム「CryptoChips(クリプトチップス)」を開発し、対応ゲーム第1弾として、GMOグループが提供するゲームアプリ「ウィムジカル ウォー」に今月6日より実装することを発表しました。

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2018.07.30

また、最近ではブロックチェーンの仕組みを利用した「DApps」と呼ばれる分散型アプリケーションが話題になっていますが、プレイヤーがオリジナルのモンスターを育成して戦わせたり、プレイヤー同士で交換・売買したりすることができる「DAppsゲーム」が続々とリリースされ、それぞれのゲームの攻略サイトやランキングサイトなども登場して徐々に盛り上がりを見せています。


今後はゲーム内でブロックチェーンを活用したトークンや仮想通貨がやり取りされることがより一般的になっていくかもしれません。